会う前は楽しみ。
会えば、やっぱり好きだと思う。

でも、帰り道に少し疲れている。

言いたいことを、また飲み込んだ。
予定を変えるのは、いつも私だった。
気になることはあるけれど、嫌われたくなくて笑ってしまった。

好きなんだけどな。

好きなのに、どうしてこんなに落ち着かないんだろう。

好きな気持ちを、否定しなくていい。

読者のイメージ
でも、好きなんです
椿
うん。好きなんだよね。

気になることを話したとき、すぐに「じゃあ別れれば」と言われると、何も話せなくなることがある。

そんな簡単に片づかないから、迷ってるんだもんね。

だから、まずは好きな気持ちは、そのままでいい。

ただ、好きだからといって、しんどいことまで全部「大したことない」にしなくてもいいんだよ。

違いより、違いの扱い方。

金銭感覚、連絡の頻度、休日の過ごし方。

違うところがあるのは、別々に生きてきたふたりだから、当然でもある。

全部同じ人を探すというより、違ったときにどうするかを見ておきたい。

例えば、予定を急に変えられるのがつらいと伝えたとき。

「そうだったんだ。次から早めに連絡するね」

なのか、

「それくらいで怒る?」
「面倒くさいな」

なのか。

問題の大きさだけじゃなくて、話し合おうとしたときに、自分の気持ちを置ける場所があるかどうか。

そこは、一緒に暮らすことを考えるうえでも大事だと思う。

「いつか変わる」に、全部預けない。

付き合う期間が長くなれば。
結婚して、落ち着けば。
自分がもっと上手に伝えられれば。

そうしたら、変わるかもしれない。

変化することはある。でも、これから変わるかもしれない相手だけを見て、大きな決断をするのは苦しい。

今、伝えたことにどう向き合ってくれる?
謝ったあと、行動も少し変わっている?
こちらだけが、毎回反省していない?

期待とは別に、今起きていることも見ておこう。

結論より先に、自分の本音を。

すぐ別れるか、結婚するか。
今日、その二択を決めなくてもいい。

まずは、自分が飲み込んでいることを、紙に書いてみてほしい。

「本当は、こうしてほしかった」
「これを言うと、不機嫌になるのが怖い」
「ここは、安心できてうれしい」

いいところも、つらいところも。

ただし、怖さがあって伝えられない関係なら、ふたりだけで解決しようと無理をしないで。距離を取り、信頼できる人に話してほしい。

好きでいるために、自分を小さくし続けなくていい。

恋愛のときめきも大切。
これからの暮らしに、安心できる居場所があることも大切。

どちらかを大事にするために、もう片方をなかったことにしなくていいと思うよ。

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